【樹脂粘土】むっちりした犬のブローチを作る【型取りくん】

こんにちは、Rinoです。

樹脂粘土を使って、オリジナルのブローチを作ってみました。

今回は、その作り方をご紹介したいと思います。梅雨の季節のおうち時間に、ぜひ。

むっちり3兄弟

その1. ラドールで原型を作る

まずは原型を作ります。

私はパジコの石塑粘土、LaDoll(ラドール)が使いやすいので、いつもそれで作っています。

ラドールも色んな種類があるんですけど、私はスタンダードな赤いやつを使用。個人的にはこれが一番好き。結局これ。

むっちり、もっちり、ふっくらした形にこだわりつつ、自由に形を作っていきます。乾燥させて、表面をヤスリで削ってつるつるにします。

その2. 型取りくんで粘土の型を取る

原型が完成したら、型取りくんで型を取ります。

型取りくんは、熱いお湯に入れると柔らかくなり、冷めると固まる造形素材。おゆまるみたいな感じ。

おゆまるでもいいと思うんですが、なんとなくこっちの方が細かく形が取れそうな気がして、型取りくんを使用。

何かしらの土台(型取りくんがくっつかない素材で)を用意して、それに原型を貼り付けて固定します。私は空き缶の蓋が丁度よかったので、それを使っています。柔らかくした型取りくんを丸めて、原型にむにっと押し付けます。

冷めて固まったら、型を取り外します。原型が壊れることもなく、意外と綺麗に作れました。

その3. 樹脂粘土モデナで複製する

いよいよ複製です。工程が多いけど、それもまた一興。

樹脂粘土のモデナを型に詰めていきます。ホワイトとブラックを使用。(オーブン粘土のFIMOとかも試してみたんだけど、扱いやすさや仕上がりの好みで、今回はモデナにしました。)

モデナホワイトは白ではあるんですが、そのままだとちょっと黄なりっぽい半透明な仕上がりになるので、私は白い絵具を練りこんで不透明な白にします。

型に詰める時は、そのまま詰めてしまうと、くっついて離れなくなります。

なので、離型剤のモールドオイルを塗ってから、粘土を詰めていきます。

ブチ犬は黒の粘土を先に詰めて→白を追加していきます。型取りくんが透明だから、仕上がりを確認しながら作れるのが便利。

型から外すのが難しかったり、外した後の処理が綺麗にできなかったり……

そこがまだ上手くできなくて、どうしたら良いものか研究中です。

その4. 絵付けする

樹脂粘土が固まったら、アクリル絵具で絵付けしていきます。顔や毛並みを描いていく……!

アクリルなので簡単には落ちないとは思うんですけど、保護のためにニスを塗るのもありかなと思います。でも個人的には樹脂粘土のサラッとした質感が好きなので、このままで行きます。

その5. 造花ピンを付ける

完成まであと一息!

造花ピンを接着剤で貼り付けます。接着剤も、何を使うのが良いかなーと色々検討して、セメダイン 超多用途接着剤 スーパーX2クリアを試してみました。(無溶剤ですが、接着剤を使う時は換気を忘れずに。)

接着剤を付けてから、24時間~48時間しっかり放置することで、ちゃんとくっついてくれます。今の所がっちりくっついているので良い感じです。

以上!

手間はかかりますが、家でじっくりハンドメイドの粘土ブローチを作ってみるのも楽しいんじゃないかなと思います。

制作の様子は動画にもまとめてあるので、ぜひご覧ください。

では、また。