こんにちは、Rinoです。
現在、私が作ったzineをお取り扱い頂いている書店をめぐる旅、その③です。
※その①↓
※その②↓
渋谷区・奥渋谷にある本屋さん SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)
場所は渋谷駅と代々木公園駅の間くらい、奥渋谷(通称・奥渋)と呼ばれる地域にある本屋さん、渋谷パブリッシング&ブックセラーズ。
いくつか店舗があるなかの、こちらが本店です。
目の前の道路はけっこう車通りが多いのですが、一歩店内に入ると、とても落ち着いた居心地の良い空間が広がっています。
本屋さんでありながら、雑貨も多めな印象。
いつ行っても、何かしら変化があって、フェアやイベントが盛んな楽しいお店です。ちなみに、この時はカレーフェアをやっていて、色んなスパイス等の食品やカレー雑貨が置いてあったのが印象的でした。(まだやってるんだろうか?)
ギャラリーもあって、様々なジャンルの展示が行われています。
若者の街らしく、常に何かしら新しいものを発見できます。
雑誌、新刊、文庫本、マンガ、zineなど、とてもジャンルの幅が広いです。
そのせいか、お客様のタイプも幅広かったような。人が途絶えることなく、ひっきりなしにお客様が来ていた印象でした。
SPBSで出会ったもの
やっぱり、旅の本は惹かれます。
自分で作っているからアンテナが立っているというのもあるし、シンプルに、人の冒険を覗き見るのが好きなのです。
「世界の紙を巡る旅」というこちらの本は、まず装丁の美しさが際立っていて目に留まりました。
ネパールのロクタペーパーをカバーに使っているそうで(珍しい!)、帯はシルクスクリーンで手刷りなんだとか。
手が込んでいてすごい……!
内容も、とても面白かったです。紙好きの若い筆者が、紙工房を訪ねるために世界を旅する旅エッセイなんですが……行動力がとにかくすごい。そして紙に対して一途で本気。
紙の魅力を伝えるために考え、行動しまくる姿に刺激をもらえます。
生き方がとてもオリジナルなんです。そこが強烈に魅力的。
誰かが考えてくれた、もうすでにある道を進もうとするのではなく、自ら望む道を作り出す強さを感じました。
ぜひ多くの、道に迷ってる人に読んで欲しいなぁ。下手な自己啓発本を読むよりも、得られるものが多いと私は思います。
奥渋エリア散歩
ここの周辺もカフェや雑貨店など、見どころの多いエリアです。
代々木公園をお散歩しながら原宿方面に歩くのもお勧め。
お近くの方は、ぜひ足を運んでみてください。
では、また。